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お金は大事です
アメリカの大手証券会社であるリーマンブラザーズが事実上倒産し、また最大手の保険会社であるAIGに公的資金が融資されました。
元はといえば、サブプライムローンが原因だと言われていますが、そもそも、信用度の低い低所得者層に住宅ローンを貸し付けた上、その債権を証券化して市場に流通させるという、複雑なシステムが問題だったのです。
アメリカが世界の経済を実質支配できるようになって、さらには金融のリーダーであり続けるために金融工学(テクノロジー)が発達しました。同時に、インターネットの普及により、個人から企業までもが、実際にお金を流通させることなく、金融取引が可能となってきました。
「お金がお金を生む」という、本来はありえないことが頻繁に起きるようになった結果、貯蓄より投資という流れがアメリカに生まれました。いうまでもなく、似たようなことは日本は経験しています。不動産バブルです。規模やシステムの複雑さには大きな違いがありますが、根本的には同じことです。
不動産バブルがはじけ、失われた10年といわれる90年代を乗り越えた日本では、性懲りもなく投資、投資と個人のお金を動かそうと躍起になっています。また、実際に家に居ながら、パソコンとにらめっこしながら、株取引や為替取引で儲けているデイトレーダーも増えています。お金というのは、働いて何かを生み出したことに対する報酬だったはずなのですが、いつのまにか汗水たらして働くよりも、パソコンの画面とにらめっこしている方が稼げるというおかしな社会になっています。
お金をオモチャにしているような気がしてなりません。デイトレーダーの中には何百万円という損失を出しても平気(かどうか、本心までは見えませんが)な顔をしている人もいます。なぜなら、トレードの中では損もすれば得もするわけで、金額はあまり関係ないからです。
つまり、何百万円という大金を損しても、あっという間に何百万円を取り返せる可能性があるのです。
これは、既に投資ではなく博打です。ただ、これまでの博打と大きく違うのは、手元の現金を動かすのか、バーチャルの世界で記号となったお金を動かすかということです。手元の現金がなくなっても、博打を続けられるのはプロです。アマチュアにはそこまでの勇気はありません。しかし、これがバーチャルの世界の記号だと、プロもアマチュアも博打を続けてしまうのだと思います。
お金が大切だと言うことは、今も昔も変わりません。ただ、お金の大切さを肌で感じる機会が減っているように思います。
給料が袋に入った現金だった時代は、そんなに遠い昔ではありません。今では、給料日にもらうのは紙切れでしかありません。
保険の世界でも、保険会社はキャッシュレスを推進し、代理店に直接現金を渡すという機会もほとんどありません。クレカや銀行引落で、知らない間に保険料を払っています。
果たして、貨幣経済であるはずなのに、お金を触ることがあまりないというのは正常なことなのでしょうか。
代理店の立場でも、お客様から保険料をお預かりすることがなくなり(というかお預かりできなくなり、というのが本当のところです)、お金の大切さを、ともすれば忘れてしまいそうになります。
確かに、クレカや銀行引落は便利です。でも、便利と引き換えに大事なものをなくしてきたことは歴史が物語っています。
お金について、もう一度、真正面から考えることが求められている時代なのかもしれません。
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知らなきゃ損
先日、友人のW君から、共通の知り合いであるM君が自動車事故で怪我をしたという話を聞きました。
M君はW君の設計事務所で働いているのですが、仕事が夜中までかかってしまい、通勤に使っている自転車に乗って帰宅途中、タクシーと接触したのです。
M君の怪我は、肋骨が2本折れ、むちうちになり、幸い入院することはなかったのですが、全治3ヶ月という診断だったそうです。
タクシー会社の対応は、あまり良いとは言えず、全治3ヶ月の怪我にも関わらず、自転車の物損だけで済ませてもらえないか、と事故担当者が申し出てきたそうです。M君は、義理のお父さんの知り合いの弁護士に相談し、タクシー会社と交渉をしているそうです。
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伸び悩む通販型保険
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テレビを観ていると、保険のCMがやたらと目に付きます。自分が保険の仕事をしているので、余計にそう感じるのかもしれませんが、それでもやっぱり多いような気がします。
自動車保険のCMに関して言えば、通販型のCMが多いのですが、自動車保険全体におけるシェアは、まだ数パーセントでしかありません。
通販の保険といえば保険料が安いというイメージもありますが、若年層や高齢者になると、既存の大手損保会社の保険料とあまり変らないようです。通販型で保険料が安くなるのは、ある条件がマッチした場合だと言えるようです。
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地震の記憶
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13年前の今日といえば、阪神淡路大震災が起きた日です。
死者6400人以上という戦後の被害では最大最悪の災害でした。当社のある宝塚でも甚大な被害がありました。
これだけの大きな災害ではありましたが、神戸を中心とした被災地という立地、午前6時前という発生時刻、冬という季節であったために、これでも被害は小さい方だったのかもしれません。
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保険が変る!?
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昨年は、自動車保険や火災保険などの損害保険、医療保険なども含む生命保険のいずれも契約時に「ご契約内容確認書」という書類が必要となりました。
それまでは、基本的には申込書にご捺印いただけば書類としては有効だったのですが、昨年からは契約内容について、ひとつひとつチェックをいただき、最後にご署名をいただかなければならなくなりました。
いうまでもなく、昨今の不払いなどの問題が発端となって、入り口でお客様による確認をルール化したわけですが、契約時の内容確認はまじめな代理店ならばこれまでも行ってきたことなので、特に負担が増えたという感じではありませんでした。ただし、お客様にしてみると、自己責任を突きつけられたと感じられたのではないでしょうか。
今年以降は、各社とも保険の大幅な見直しが始まるようです。
特約などの補償が複雑化しすぎたことが、不払いの原因のひとつだという認識の下、特約を大幅に減らしたり、商品を簡素化する方向に向かっています。
自動車に始まり、火災保険や傷害保険なども次々と改訂されるようです。
どのような形で簡素化していくのかはまだわかりませんが、簡素化については賛成です。ご契約内容についてご説明していても、どこまでお客様にご理解いただけたか不安になることがあります。
毎年、契約内容をご説明するたびに、そのたびに「へえー、そうなんだ」と聞くのは初めてだというような反応をされるケースが多いからです。
保険がシンプルになれば、理解もしやすくなるだろうと期待をしています。
ただ、同時に思うのは、これまでの複雑化はなんだったのだろうかという疑問です。
保険会社は、お客様のニーズにお応えするため、という理由で新商品を発表し続けてきました。リスク細分化などはその典型です。
たしかに、保険の内容を充分に理解した上でならば、複雑な商品も意味のあるものだと思います。でも、保険会社の社員ですら、少し突っ込んだ内容についてはハンドブックや約款を見なければ答えられないというのは、明らかに行き過ぎです。
そんな複雑な保険商品の内容を、いわば保険についてはまったくの素人であるお客様が、一体どうやって選べばいいのでしょうか。
だから、保険の簡素化には大賛成です。
そのためには、過渡期である今年から来年にかけて、現場も混乱するのでしょうけれど、将来のためには乗り越えていかなければならないと思います。
その先に、信頼され、入っていて良かったと感じていただける保険のあり方が見えてくるのだと思います。
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